医院ブログ

2014年4月14日 月曜日

ニッケルチタンによる根管治療

皆さんこんにちはsign03
みなとデンタルクリニックですsign03

今日は根管治療について書かせていただきます。

皆さんは歯科医院に行かれたとき『根の治療』『歯の神経治療』をすると説明を受けたことはありませんか??

それが『根管治療』というものです。


根管治療には大きく分けて2つの種類の治療があります。

虫歯により歯の中の神経が炎症を起こしている時行うものを『抜髄根管治療』
そして、以前治療した後根の先に菌がたまった時に行う再治療を『感染根管治療』

といいます。

根の中の神経が入っていたルート部分を、リーマーファイルと呼ばれる専用の器具を用いて綺麗にしてゆきます。

通常ステンレス製でできており、さまざまなサイズがあるため患者様によって使い分けてゆきます。

手でしっかりと行うため、治療には何回か来院していただく必要があります。
(当院ではあまりに長期にわたっての治療は行いません)

綺麗になった後、このルートに密に詰め物をして根管治療は終了します。その後、差し歯を作ります。

 




当院ではステンレス製の機材のほかに『ニッケルチタン製』のものを使用できるシステムを導入しております。


X-スマート プラス
                           
根管拡大形成用ファイル Wave oneファイル

ニッケルチタンはしなりがあり、複雑に曲がった根でもスムーズに治療できます。
また患者様への負担も少なく、機械的に拡大操作を行うため余計に歯を削ることもなくなります。
よって治療後の痛みはほぼありません。
そして短期間で根管治療を終了することができます。(1~2回で終わります)


治療例
   

みなさん予後は非常に良好です。

ただしニッケルチタンは先に述べた内の『抜髄根管治療』にしか使えませんので、『感染根管治療(再治療)』の場合はしっかりステンレスで綺麗にいたします。

もしセラミック治療などを行うとして、いくら良い冠や詰め物をしても中の根の治療がちゃんとできていなければ長く持ちませんsign03
保険の冠であってももちろんです。中からしっかり治療することが当院のスタイルですhappy01shine

なにかわからないことや気になることがありましたら何でも聞いてくださいshine




投稿者 みなとデンタルクリニック

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