医院ブログ

2016年10月14日 金曜日

親知らずの抜歯 腫れる?痛い?

皆さんこんにちは。
みなとデンタルクリニックです。

親知らずを気にされている方いらっしゃいませんか??

親知らずの痛みや腫れが原因でいらっしゃる患者さんは、実は結構いらっしゃいます。

その患者さんのほとんどが、周りの歯茎に感染を起こしているために痛みや腫れがでていることが多いです。
もちろん虫歯が原因の方も多くいらっしゃいますが、前者の方が多い気がします。

私たちは親知らずのことを専門用語で『智歯』『8番』と呼びます。

そしてこの周りに炎症がおきている症状を『智歯周囲炎』と呼びます。

智歯周囲炎は突然現れることがあります。

それはよく、半分頭が出ていて半分頭が埋まっている状態=半埋伏(はんまいふく)の歯におきます。

親知らずの生え方は千差万別人それぞれと言っても過言ではありません。

様々な生え方の種類があるのです。



一旦、痛みや腫れが出てしまうと繰り返されることもよくあります。

また、症状が落ち着いているときでないと抜歯は出来ませんので、早めの診察を心がけましょう。

下顎には『下顎管』という管があり、その中には『下歯槽神経 動脈 静脈』といった大事な組織が走っています。



この大事な組織を傷つけないように抜歯しないといけません。

圧迫程度のダメージであっても治療後に半分の口唇にしびれが出ることがあります。
(通常時間がたてば自然に症状は消えていきます。)
親知らずの根の先に近い場合は、やはり注意が必要です。

抜歯の際にリスクが大きく伴う場合は、大学病院の口腔外科へのご紹介となります。

いずれにせよ痛みや腫れが重症化する前に、診察を受けて頂くことが大事です。

当院でも通常の親知らずの抜歯は治療可能ですので、気になった方はお気軽にご相談ください。





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2016年10月 8日 土曜日

磁性アタッチメント マグネットデンチャー

皆様おはようございます。
みなとデンタルクリニックです。

入れ歯には様々な種類があるのを、皆様はご存知でしょうか。

保険診療のものと自費診療のものと、入れ歯によっては特性が異なります。

保険診療で作成される入れ歯は、通常『クラスプ』と呼ばれるワイヤーやバネのような金具で,歯にしがみつく様な形で維持されます。
入れ歯が大きくなり、残っている歯が少ないほど、バネのかかる歯には揺さぶられるような力の負担がかかります。

その結果、痛みや腫れを生じ、早々に抜かなければならなくなることがあります。

また、咬みごごちの違和感や、見た目もあまり良くはない為、つけることに抵抗がある患者さんは結構多くいらっしゃいます。

そういった場合には、入れ歯にも別の選択肢が何種類かあります。

1、マグネットデンチャー
2、アタッチメントデンチャー
3、ノンクラスプデンチャー
4、コーヌスデンチャー  etc....

今回はマグネット装置を使用したものについてお話します。

マグネットデンチャーとは
歯根と入れ歯が磁石によってくっつき維持されるタイプの物を言います。
 

歯根側についているのを『キーパー』と呼び、入れ歯側についているのを『磁性アタッチメント(磁石)』と呼びます。

歯根の上から覆うようになるため、歯に対し揺さぶる力がかからなくなり、ダメージが少なくなります。
また見た目の改善もできます。

マグネットデンチャーはインプラント治療を併用することもできます。

残念ながら多くの歯を失ってしまい、入れ歯になってしまった患者さん。
またその入れ歯が安定せず、すぐ外れてしまうことによって、お食事が楽しめない患者さん等には、非常に有効かと思われます。

少ないインプラント本数でできるため、体への負担を少なくできますし、他のインプラント治療より安く済ませることができる可能性があります。
(あくまでインプラントを併用した入れ歯ですので、入れ歯そのものが嫌な患者さんには不向きです。)

当院では個々に患者さんにあった治療のプランを立てています。
お気軽にご相談ください。

 


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